調達革新プログラム - 株式会社日本能率協会コンサルティング

生産 >> コストダウン
Production
PD3-04
調達革新プログラム
Background
近年、調達・購買機能の利益戦略に果たす役割は、調達コストダウンやSCM改革の領域でますます大き
くなっています。一方、製品ライフサイクルの短縮化、ビジネスのグローバル化の進展、原材料の高
騰や供給の逼迫などの経営環境は、調達が機能を発揮することを難しくしています。
多くの企業では、開発~調達~生産技術~製造~物流が連携した取組みによるモノづくり改革により
この難局に対応をしようとしています。
このような環境に対応するには、調達機能を強化し、調達戦略のレベルアップを図り、調達が開発段
階に参画した先行型の取組みが求められています。調達革新プログラムは、このような調達革新の実
現をご支援するものです。
Viewpoint
調達機能強化に向けた7つの確認事項
下記は、調達機能強化に向けた代表的な課題です。貴社の調達機能はいかがでしょうか?
目標展開の
徹底度
◆事業目標達成に向けて高い目標が明確に設定されていますか?
◆その目標達成への道筋と進捗は常に見え、継続的・計画的な取組みができていますか?
◆ 業界動向や他社/他業界の調達戦略も踏まえて、調達方針の立案がなされていますか?
調達コスト戦略 ◆ グローバル市場の競争力ある価格/サプライヤー情報が広く収集されていますか?
◆ 調達先の再編/開拓/強化は目標を持って活動し、実現されていますか?
の明確度
◆調達部門が技術/生産部門と連携し、有効な提案が出てきていますか?
調達インフラの
充実度
◆調達の基盤強化に向けた具体施策は立案されていますか?
・求められる機能実現に適した組織体制になっていますか?
・属人化した調達プロセスを脱し、組織購買を実現する仕組みがありますか?
・調達プロフェッショナルの育成と調達ノウハウ/情報の蓄積ができていますか?
調達競争力強化の方向性
調達スキル向上
の仕組み構築
調達情報管理
の仕組み構築
調達プロセス
の標準化
Mgtプロセス
の徹底
調達組織 体制
の整備
・
2013
調達企画機能
の強化
調達インフラ
C
世の中のQCD水準を広く
知り、競争環境を築ける
競争環境構築力
調達競争力とは、調達のミッションである「高いレベルのQCDと安定調達」の実現に向けて現状
を変革していく力を指します。調達競争力の強化には、調達インフラを整備し、調達戦略のレベ
ルアップを実現していくことが重要です。
調達競争力を高めるには、調達戦略のレ
ベルを高める必要があります。
高いレベルの
調達戦略レベルを高めるには、図のよう
QCD実現と
に、「競争環境構築力」と「購買評価・実行
その安定調達
力」を強化することが必要です。
「競争環境構築力」と「購買評価・実行力」の
強化は、実務担当者に任せるべきもので
はなく、組織的なアプローチをとること
現状
競争力あるQCDを査定し、目
が重要です。
標達成する施策を実行できる
調達インフラは、組織的な調達革新を進
購買評価・実行力
めるための基盤であり、改革の切り口で
す。
調達インフラは、図下段に挙げられた6つ
の視点に層別されます。特に、「調達企
画機能の強化」は、他の調達インフラ項目
に先じて重要な項目であり、「調達企画
機能の強化」を中心に、他のインフラ整
備を進めていくことが重要です。
調達革新プログラムでは、診断を通じて貴社の課題を明確化した上で、調達競争力強化に向けた
具体的なご支援を行います。
生産 >> コストダウン
Production
PD3-04
調達革新プログラム
Service Menu
<7つの調達革新プログラム>
大幅コストダウン
を実現したい
サプライ
チェーンを
再構築したい
在庫を
削減したい
リスクマネジ
メントの仕組みを
構築したい
サプライヤーチェーンの競争力強化を目指し、
グローバル市場を対象とした新規調達先探
索・評価・選定や既存調達先の集約・強化の
計画立案~実践をご支援します。
調達革新支援
調達革新診断
調達戦略
再構築
グローバル
最適調達
/調達先
再編
開発購買
プロセス
構築
調達業務
革新
調達インフラ強化
調達情報管理
システム構築
3.グローバル最適調達/
調達先再編支援プログラム
プロバイヤー
育成
1.調達革新支援プログラム
事業目標(コストダウン、在庫削減、サプライチェーン革
新、リスクマネジメント等)を達成するため、マスター
プラン策定~実践までの総合的な取組みをご支援しま
す。
2.調達戦略再構築支援プログラム
事業目標達成に向けた、マスタープラン策定をご支援
します。目標達成に向けた具体的な施策だけでなく、
組織・体制面、仕組み面、技術・人材面といった調達イン
フラ強化の方策を検討します。
4.開発購買
プロセス構築支援プログラム
新製品の開発段階に入り込み、開発部門と一
体となったコストダウン活動実践を通し、大
幅コストダウンの実現をご支援します。
5.調達業務革新支援プログラム
業務革新による調達業務コスト削減をご支援
します。
6.調達情報管理
システム構築支援プログラム
調達コストダウンのマネジメントや開発購買
ツールとして有効な情報共有システム構築を
ご支援します。
7.プロバイヤー育成支援プログラム
プロバイヤー育成の仕組み構築と実践をご支
援いたします。
Consulting Step
JMACではお客様の商品ライフサイクルや調達品の生産技術面・調達市場面における特性を踏まえ、
JMAC独自の層別・分類技術を適用します。また、豊富な先進企業コンサルティング経験に基づき、
お客様の事業特性にあった目標展開と施策立案の支援を致します。
教育研修
実践事例作り
目標・
革新方向共有化
調達革新
診断
(必要に応じて)
クイックヒット
プロジェクト
実施
調達競争力強化に向けた課題を明らかにし、調達革新のマスタープランを策定。
・経営幹部、第一線バイヤー、関連部門担当者(開発・生産・営業等)へのインタビュー
・実データに基づく調達品履歴分析や既存の調達構造、開発/調達プロセス等の実態調査
・調達競争力強化課題の整理と改革施策検討
・マスタープランの策定(調達コスト戦略革新、調達インフラ革新)
調達コスト戦略の施策実施に必要な調達スキルの教育。
調達コスト戦略の策定に先立ち、モデル資材を対象に即効性ある施策を先行実施。
調達革新診断と平行して実施し、早期の成果獲得を図ります。
(テーマ展開例)
・現場査定
・海外新規調達先探索 等
調達機能強化実践
調達戦略
実践
目標達成を目指し、策定された調達コスト戦略を具体的に推進。
JMACのコンサルタントが貴社メンバーと協働して施策具体化、実行、進捗確認を行います。
テーマにより分科会を設置し、推進を図ります。
(テーマ展開例)
・査定購買の推進 ・企画/開発購買の推進
・海外調達の拡大 ・サプライヤーの体質強化 等
調達インフラ
整備実践
継続的でスピーディーな目標達成に向け、必要な調達インフラ整備を具体的に推進。
一定水準の「調達コスト戦略実践」の取組みを経て、高度化された調達機能を
さらに効率化・強化する課題の解決を図ります。
(テーマ展開例)
・調達機能の企画
・査定や企画/開発購買を支えるシステム整備
・調達プロセスの標準化 ・調達エンジニア育成の仕組み構築 等
株式会社日本能率協会コンサルティング TEL.03-3434-0982 http://www.jmac.co.jp mail :info_jmac@jmac.co.jp