日本語参考訳

IMDS Newsletter 22
IMDS ステアリングコミッティ発行 2010 年 6 月 16 日
© 2010 IMDS Steering Committee
次の記事が掲載されています:
IMDS ニュース
>>詳細
1. IMDS公式ホームページの新しいレイアウトと機能 >>詳細
2. IMDSで実装される新機能 >>詳細
3. IMDSにおけるクライアントマネージャーとその管理上の役割 –Part Ⅲ >>詳細
IMDSの歴史
2010 年 5 月 24 日
4. IMDSステアリングコミッティによるELV Annex II(2010/115/EU)の解釈>>詳細
5. ユーザーの声 –IMDSへのEメールの紹介 >>詳細
6. IMDS ヘルプデスクサポート >>詳細
新しい IMDS 公式ホームページが公
開されました。
現在
76,756 社から 163,098 ユーザーが
登録
IMDS ニュース
i.
ii.
iii.
iv.
2010.03.23 - ELV指令 Annex IIの変更に伴い、IMDSに新しくアプリケーションコー
ドが追加されました。詳細は以下のリンクより、欧州委員会による決定事項の文書
(英語)をご覧下さい。
Commission Decision of 23 February 2010 amending Annex II to Directive
2000/53/EC of the European Parliament and of the Council on end-of-life
Vehicles
2010.04.06 – IMDSステアリングコミッティがアプリケーションコードの変更に関する
資料を公開しました(英語)。本ニュースレターの3頁目4項、および、日本向けのア
ナウンスについては、公式ホームページの2010年7月20日付けのニュースをご覧く
ださい。
2010.04.14 – IMDSステアリングコミッティの要望により、親部品の下に10個以上の
子部品が含まれている場合に発生する警告が変更されます。
2010.05.14 - Ford Rollout Package 2010(フォード社によるサプライヤー向けの展
開パッケージ)が掲載されました。詳細はFAQをご参照下さい。
1. IMDS公式ホームページの新しいレイアウトと機能
2010 年 3 月末に IMDS ユーザーに対して提供された新しい IMDS 公式ホームページ
が公開されています。IMDS の運用開始から約 10 年がたち、”過去の”IMDS 公式ホー
ムページをよりモダンで使いやすいものに置き換える必要性が出てきたためです。
まだ新しい IMDS 公式ホームページを試されていない場合は新しい IMDS 公式ホーム
ページをご覧いただき、馴染んで頂ければと存じます。
- 新しい IMDS 公式ホームページのレイアウト
- 各項目の修正
- FAQ メニューの更新
- 検索機能の追加
自動車会社の連絡先
Aston Martin Lagonda
D. Pearson
imds@astonmartin.com
BMW
Dr. K. Oldenburg-Nazaruk
karin.oldenburg@bmw.de
Chrysler LLC
C. Sidney
crs2@chrysler.com
Daimler AG
V. Ackermann
imds@daimler.com
Fiat
Dr. K. Zardo
katia.zardo@fiat.com
Ford
M. Sauerbier
msauerbi@ford.com
Fuji Heavy Industries
SUBARU IMDS Coodinator
gkh-zkb-imds@gkh.subaru-fhi.co.jp
General Motors
K. Lang
Klaus.lang@de.opel.com
GM Daewoo
J. Gil
jin.gil@gmdat.com
Hyundai
T. Unger
tunger@hyundai-europe.com
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2. IMDS で実装される新機能
2010 年 7 月 15 日(木)に IMDS に新しい機能が追加されます。IMDS-Web 画面にお
いて化学物質を申請することが可能となります。これまでは、ヘルプデスクが各リクエ
ストフォームを記入し、化学物質を管理している企業に転送していましたが、新しい機
能ではユーザーが簡単に化学物質を申請することができます。その後、化学物質を
管理している専門家が申請内容を確認し、IMDS に追加するかどうかを決定します。
従って、今後はヘルプデスクが化学物質の申請することはなくなることとなります。
3. IMDS におけるクライアントマネージャーとその管理上の役割 – Part Ⅲ>コンタクトパ
ーソン
Isuzu
Y.Tomita
Yukihiro_Tomita@notes.isuzu.co.jp
Jaguar Land Rover
M. Griffin
mgriff52@jaguarlandrover.com
Mazda
T. Tomita
tomita.t@mazda.co.jp
Mitsubishi
T. Isogai
takashi.isogai@
mitsubishi-motors.co.jp
Nissan
H. Okuyama
h-okuyama@mail.nissan.co.jp
Porsche
H. Ampferer
herbert.ampferer@porsche.de
Renault
P. Rolland
test.imds@renault.com
Renault Samsung
Renault Samsung Coordinator
imds@renaultsamsungm.com
Scania
F. Schlüter
imds@scania.com
Shanghai GM
Rong Zhang
rong2_zhang@patac.com.cn
Ssangyong Motor Company
Kyoung Soo Kim
kks33704@smotor.com
IMDS のクライアントマネージャーは、IMDS 企業の管理機能を担います。それらの機
能の 1 つに「システム管理」>「コンタクトパーソン」メニューがあります。IMDS のシステ
ム管理のメニューでは、クライアントマネージャーは自社企業に存在する IMDS コンタ
クトパーソンと REACH コンタクトパーソンの情報を変更したり、無効化したり、新しく作
成することができます。
– コンタクトパーソンは企業全体に所属し、組織には所属することができません。
– コンタクトパーソンはユーザーとは異なります。コンタクトパーソンはデータシート
に関する他社からの問合わせに回答する責任を持ちますが、IMDS ユーザーで
ある必要はありません。
– コンタクトパーソンはデータシートを作成する際のサプライヤー情報画面におけ
るドロップダウンリストで選択されます。自社企業に所属している一般ユーザー
の一覧とは別のものです。
– クライアントマネージャーも自社企業の”IMDS コンタクトパーソン”や”REACH コ
ンタクトパーソン”のいずれかまたは両方になることができます。”IMDS コンタク
トパーソン”は Release6.1 以前の”コンタクトパーソン”と同様の意味です。
Suzuki
H. Kato
katohh@hhq.suzuki.co.jp
Toyota
E. Hoffmann
eva.hoffmann@toyota-europe.com
UD Trucks Corporation
K. Kuwahara
kazuyuki.kuwahara@volvo.com
Volkswagen
B. Plaga
benjamin.plaga@volkswagen.de
Volvo Car
J. Lundström
jlundst2@volvocars.com
Volvo Group
imds@volvo.com
クライアントマネージャーは REACH コンタクトパーソンを検索することで、サプライヤー
や顧客企業の責任者を見つけることができます。すべてのクライアントマネージャーに
はシステムへログインした後、ポップアップ画面でこうした新しい機能についての情報を
お知らせします。
”REACH コンタクトパーソン”を IMDS に登録する企業が増えていくことにより、IMDS コ
ミュニティでの本機能が有効に働くと思われます。(“REACH コンタクトパーソン”はすべ
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ての企業にご登録頂いているわけではございませんのでご注意ください。)
ご意見・ご感想
4. IMDS ス テ ア リ ン グ コ ミ ッ テ ィ に よ る ELV Annex II(2010/115/EU) の 解 釈 本ニュースレターへのフィードバック
(日本のサプライチェーンにおいては日本版公式ホームページに掲載される をお待ちしております。IMDS や IMDS
アナウンスをご参照ください)
を取り巻く環境に関する問題等のご
電機・電子部品についての新しいアプリケーションコードがELV指令のAnnex IIに記述さ
れました。法的な責任を満たすため、OEMに対し新しい自動車の車種の電気・電子部品
に鉛が使用されているかどうか、追加情報の(IMDSを通じた)収集を要求しています。
Annex IIの記述を満たすため、これに対応したアプリケーションコードがIMDSへ追加され
ています。OEMはTier1サプライヤーに対し、2010年12月31日より後に投入される”新車
種“に存在する部品のリストを提供します。
意見やご感想がありましたら、お気軽
に E メールにてご連絡下さい。
また、ご意見やさらなる情報提供のリ
クエスト、ご質問等につきましては以
下のアドレスまでご連絡下さい。
imds-newsletter@eds.com
既存の部品であっても、これら新車種のためのものの場合は、8a, 8b, 8c, 8d~8iの該当
するアプリケーションコードを使用し、データシートを再提出する必要があります。これら
新車種向けの新規のデータ入力の場合は、すべての正しいアプリケーションコードを入
力する必要があります。
(日本語でのフィードバックにつきまし
ては日本 IMDS サービスセンター
[jpimds-helpdesk@hp.com]までご連
絡下さい)
アプリケーションコードは適法性に関わるものであるため、十分注意して正確に入力する
必要があります。提出を依頼した部品が”新しい自動車の車種“のためのものかどうかを
Tier1および直接のサプライヤーに報告するのはOEMの責任です。
一般的に、OEMは少なくともIMDSの情報が必要となる6ヶ月前にはTier1サプライヤーに
対して影響する部品のリストを提供する必要があります(データの収集には時間がかかる
ため、リクエストの遅延は提出の遅延につながります)。サプライチェーン内で情報を収集
し、OEMの求める情報を確実に提出するのはTier1サプライヤーの責任です。
“Solder in electronic circuit boards and other electric applications”の現在のアプリケ
ーションコードは現在の車種についての部品には有効です。これらの部品がその後”新し
い自動車の車種“に引き続き使用される場合、このアプリケーションコードは使用するこ
とはできず、IMDS情報の更新が必要となります。
5. ユーザーの声 –IMDSへのEメールの紹介
IMDS チーム御中
私たちはIMDSのサプライヤー企業の1つです。最近、IMDSが自動作成した、GADSLに含
まれる化学物質を機密扱い化学物質として設定しているという内容のメールが届きま
す。どうして私たちはそのようなEメールを受け取るのでしょうか(私たちはそうしたメール
を購読した覚えがありません)。
以上、宜しくお願い致します。
IMDS ユーザー企業御中
GADSLに含まれる化学物質が機密扱い化学物質として設定されている場合、IMDS
GADSLの更新等の特別なタイミングで、クライアントマネージャー宛にIMDSからEメール
が送られます。こちらは、リリース7.0稼働の際に、お知らせ致しました内容となります。
GADSLの化学物質を機密扱い化学物質として設定することは禁止されています(IMDS
ではデータシートを作成する際、GADSLの化学物質を機密扱いとすることを許可してい
ません)。しかし、データシートが作成された後の時点で、該当する化学物質がGADSLに
追加された場合、GADSLに含まれる化学物質が機密扱いとして設定されることになりま
す。この通知を受け取った人はまた、ジョーカー/ワイルドカードを元のデータと照らし合
わせ、これらの使用が引き続き有効かどうかを確認する必要があるでしょう。レコメンデ
ーション001には以下のように記述されています –
Rule 3.2.1.D - GADSL (ルノー社のサプライヤーの場合はBGOリスト) に変更があった場
合、ツリー構造内にジョーカー/ワイルドカードが含まれている全てのデータシートをレビ
ューして、ジョーカー/ワイルドカードに置き換えられている化学物質がこの変更により要
申告または禁止化学物質に該当するようになっていないかどうかを確認すること。更に、
機密扱いの化学物質がその変更により要申告または禁止化学物質に該当するようにな
っていないかどうかを確認するために、機密扱いとしてマークされている全ての化学物質
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を同様にレビューすること。要申告または禁止になった化学物質が存在する場合は、法
定の期限日までに、要申告または禁止化学物質を非機密扱いとして開示する必要があ
ります。期限日が定められていないか、または期限日まで6ヶ月を超える時間がある場合
は、更新されたGADSLの発効日から6ヶ月以内に再送信を行う必要があります (ただし、
OEMがこれより長い時間枠を決定することがあります)。
世界の規制は継続的に進化しているため、IMDSではジョーカー/ワイルドカードの代わり
に機密扱い化学物質を使用することを推奨しています。こうすることで、将来、規制対象
物質が増えるたびにシステムのチェックとデータの再登録という作業を避けることができ
ます。リリース7.0において、GADSLの化学物質が機密扱い化学物質として設定されてい
る場合にメールが送られるように、すべてのクライアントマネージャーに対して自動的に
登録されました。本設定は、設定メニューから個別に設定・解除が可能です。
6. IMDSヘルプデスクサポート
中国– IMDS-EDS-Helpdesk-China@hp.com
月~金 午前 9 時 30 分~午前 12 時 30 分、午後 1 時 30 分~午後 4 時 30 分(GMT+8)
電話+36 1 298 1536
ヨーロッパ – imds-helpdesk-emea@hp.com 月~金 午前 8 時~午後 4 時 30 分(GMT+1)
電話+36 1 298 1536
フランス – imds-helpdesk-emea@hp.com 月~金 午前 8 時~午後 4 時 30 分(GMT+1)
電話 +33 1 55 69 7860
日本 – jpimds-helpdesk@hp.com 月~金 午前 9 時~午後 5 時 JST(GMT+9) 電話 +81
3 5349 7010
編集
本IMDSニュースレ
ターの編集は
韓国 – imdsk-helpdesk@hp.com 月~金 午前 9 時~午後 5 時 ソウル(GMT+9) 電話 +82
IMDSステアリング
2 2199 0203 ~4
コミッティーに代わ
りHP Ilona,
北米 - imds-helpdesk-americas@hp.com 月~金 午前 8 時~午後 6 時 (EST) 電話 Herrmannが担当しました。
+1 972-403-3607
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