Ebina International Society NO.139 号

2015 年 2 月発行
Ebina International Society
NO.139 号
EIS
えびな国際交流の会(EIS)は海老名市近郊に在住の諸外国の方々をお招きし、お互いの
文化を理解し,助け合い、親しく交流する事を目的としたボランティア Group です。
どなたでも入会歓迎です! ご一緒に国際交流を楽しみませんか?
We EIS is organized by volunteers in Ebina City. We want to reach out to
foreign people to help and understand each other. How about joining our EIS !
自由広場:マララさんノーベル平和賞 受賞スピーチ
受賞スピーチの演説原稿の抜粋を紹介します。
① As far as I know, I am just a committed and stubborn person who wants to
see every child getting quality education, who wants equal rights
for women and who wants peace in every corner of the world.
② I had two options, one was to remain silent and wait to be killed. And the
second was to speak up and then be killed. I chose the second one.
③ Why is it that countries which we call “strong” are so powerful in creating
wars but so weak in bringing peace? Why is it that giving guns is so easy
but giving books is so hard? Why is it that tanks is so easy, but building
schools is so difficult?
④ So let us bring equality, justice and peace for all. Not just the politicians and
the world leaders, we all need to contribute. Me. You. It is our duty.
⑤ Let this be the last time that a boy or girl spends their childhood in a factory.
Let this be the last time that a girl get forced into early child marriage.
Let this be the last time that an innocent child loses their life in war.
Let this be the last time that a girl is told education is crime and not a right.
Let this be the last time that a child remains out of school.
⑥ And let us build a better future right here, right now.
全ての子供たちが教育を受けられることを願う一人の人間にすぎない。
そして声をあげずに殺される事より声をあげて殺されることを選んだに
すぎないと。
We all need to contribute! Me .You.
Right here, right now !!
今月の目次
★自由広場
1頁
★ 新年会
2~4頁
★ブータン柔道
4~5頁
★津田梅子
6頁
★ ヘイワードの風
7頁
★Information
8頁
New Year
Party
2015 に参加して
石橋優希・優子・正次
「今回家族4人で参加いただいた、石橋ファミリーに感想を寄稿いただきました」
~優希~
Hello ! I enjoyed New Year Party very much.
皆さんこんにちは。先日は New Year Party に参加させていただきありが
とうございました。今回の Party では 10 カ国以上の国の人々があつまる
と聞いていたのでワクワクしながら会場にいくと、すでに色々な国の
人達が来ており、「これぞ国際交流!」と思ったほどでした。緊張で
なかなか会話できなかった私に、まず話しかけてくださったのは
「石橋さん family とジャナルさん」
昨年の Party でたくさん話した、マレーシアの符さんでした。もうそこからは緊張で震えていた
体も落ち着き色々な 国の方と、どんどん会話が出来ました。
中でも一番驚いたのは各国と日本の違いです。電車の中では携帯使用禁止エリアがないことや
日本では食べないものを食べたりすることなど驚きの連発でした。
私は junior high school student で学校に Assistant Language Teacher としてイギリス人の
先生が学校に来ているのですが、急がしそうで聞けないこともあるので本当に感謝しています。
これからも宜しくお願い致します。
~優子~
「今日はEISの新年会だよ、10カ国以上の方と
会えるのよ。楽しみねぇ。お風呂に貼っている世界地図
(小学生用)持っていこうよ!」と、6歳の娘に声を掛
けました。恥ずかしがらずに交流できるかな?と思って
いましたが、会場に到着するといつものEISのメンバー
「11ケ国の外国の方々が参加で大盛況」
の方々の笑顔、おいしそうな各国の料理、開会前なのに盛り上がっている!
娘もすっかり楽しい気分になり、まずカザフスタンの民族衣装をまとった美しい女性のもとへ
地図を広げてひとりで駆け寄っていきました。次に台湾、USA、中国、ケニア、フランスの方々
のもとへと「どこのくにからきましたか?」と質問していた様でしたが、みなさん上手な日本語
で優しく対応して頂きとても感謝します! 乾杯!を各国の言葉でいうと・・・みなさん日本語
で書いて紹介してくれたのですが、ルワンダの「くぶジまぶわちゃう」の発音は難しかった。
好きな言語でみんなで乾杯しましょう!ということになり、私はケニアの「ツシェレヘケエ!」
で乾杯しました。美味しい料理をいただきながら、娘が交流に
活用した地図をちょっと拝借、地図を見ながら自国の近隣の国
の話まで聞くことができました。ゴリラやアナコンダを食べる
国もあること、タコを食べる国(日本)(笑)、パンダとカンガ
ルーは日本で初めて見た話、結婚式の風習の違い、日本は
暑いよ、いやいや寒いよ!と、出身国により感覚に違いがあり
「各国の言葉で乾杯」
笑ってしまったり。そんな歓談の時間も最高に楽しいのですが、私がこのパーティで一番感動
し勉強にもなった事は、各国の特色豊かな performance time です。
みなさんのダンスや楽器演奏は本格的!綺麗でみとれてしまいました。
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自分の国の伝統文化を紹介したいと思ったときに、私には何ができるのかな?と考えてみると、
盆踊りすら忘れている事に反省しつつ、いそいそと茶道のコーナーへ行き、作法を教わりました。
ありがとうございました。たのしい時間はあっという間でした。広い地球のあちこちから来られ
た方々と日本の海老名で出会えた事をとても感謝します。
~正次~
妻や子供が全て書いてくれたので、私からはお気楽な
感想を(笑)
。12カ国の方たちが一同に会するイベントにまず
驚きました。そしていろいろなお料理も美味しかった~。
大人気の料理もあった様で、すぐになくなってしまったとか・・ 「ケーナと中国留学生の尺八のコラボ」
・・食べ損ねました。来年は真っ先に取りに行きますので是非持って来て下さい。
好き嫌いがない大食漢なので・・。 最後に飲んだ抹茶、美味しかったです。
以上・・あっ、会話もしました。(危なく、食いしん坊万歳の記事になるとこでした)。
このような機会がないと、なかなかお話しすることがない国の方達と会話できたことがなにより
嬉しかったです。日本の中に留まってるのはもったいない!今の時代、インターネットで海外の
知りたい情報がいつでもすぐに入手できますが直接見て・聞いて・感じたことは何よりも勝るし、
心・記憶に残るなと思いました。良い想い出をありがとうございました。
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EIS
新年会に参加して
符
静慈さん (マレーシア留学生)
「美しいケバヤ姿の符さん」
1月18日に EIS 新年会に参加しました。今年は2回目です。
今回は11ケ国の留学生、研修生などの外国人と、会員、市民の参加で約 100 名が
集まったとてもにぎやかな新年会でした。私は日本で初めて「ケバヤ」という民族衣装を
着ました。「ケバヤ(Kebaya)」はブラウスとワンピースを組み合わせた、マレーシア、インドネ
シア、ブルネイ、ミャンマー、シンガポール、タイ南部など、東南アジアの国々の伝統的な女性
の衣服です。会場はお正月の飾りつけで新年の雰囲気が漂っていました。
新年会の最初から各国の言葉での乾杯に会場は盛り上がり、参加者の
皆さんは持ち寄りの料理を美味しくいただきながら交流していました。
会場で日本の茶道も体験できるコーナーも設けられていました。最初に
和菓子を食べてから、抹茶を飲むのがマナーであることを習い、茶道を
通して日本の伝統文化について理解を深める事ができました。
「お子さんも茶道のお手伝い」
新年会にたくさんの余興が用意されました。
研修生4人によるダンスを始め、ボリビアの
ケーナと中国留学生の尺八とのコラボ演奏も
行われました。次に、カザフスタンの Zhanar
さんによる民族ダンスとキルギスの Jika さん
による民族ダンスが披露されました。
「優美なジャナルさんの舞踊」
「ジカさんの華麗な民族舞踊」
素晴らしいパフォーマンスに、皆の目が釘付けになってしまいました。
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また、フランス人の Kids English Class の Nicole 先生のコミカルな民謡踊り(夕焼けトンビ)
はとても面白かったです。子供達と留学生も一緒に楽しく踊り
ました。 最後に、ケニアの研修生のリードで「Jambo」の歌を
全員合唱し、あっという間に楽しい時間が過ぎました。
この新年会は、地域の皆様方と外国人が一体となって実現した
もので大盛況でした。様々な国の人とじっくり話せて、いろいろ
な価値観に触れられて、日本人のおもてなしの心を感じた
新年会でした。 本当に楽しかったです。
「ニコルさんの踊りに皆さん参加で楽しそう!」
ありがとうございました。日本人と交流して、日本と
マレーシアの架け橋になれることを幸せに感じています。
今後も EIS のイベントに参加したいと思います。
「 編集部: 符さん、完璧な素晴らしい日本語での感想
ありがとうございました。また EIS イベントに参加下さい 」
「万国旗の下で記念撮影」
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ヒマラヤの麓・ブータンに柔道を
堀内 芳洋(青年海外協力隊)
「会員のご友人の息子さんより、幸せの国・ブータンで活躍しているレポートを頂きました」
青年海外協力隊として、2014 年 7 月からブータン王国の首都、ティンプーで柔道の指導を
している堀内芳洋と申します。幼い頃より約 20 年間を海老名市で過ごし、大谷小・大谷中学校
を卒業しました。両親は今も海老名市に住んでいます。今回は、私が暮らすブータン王国と柔道
の取り組みについて紹介したいと思います。
ブータン王国はヒマラヤの山麓に位置し、壮大な自然に
囲まれた国です。日本の九州ほどの国土に人口 74.5 万人
(2014 年、ブータン王国統計局資料)が暮らしています。
この規模がどれくらいかと言うと、神奈川県の県央地域に位置
する海老名市、厚木市、愛甲郡愛川町、大和市、座間市の人口
を合わせたくらい(または相模原市の人口と同じくらい)です。 「ブータンの風景(パロ・ゾン)」
このことから、ブータンがいかに小さな国であるかということがわかると思います。しかし、
ブータンはそのような小さな国でありながら、強い個性を 持った国です。国の豊かさを経済成
長の度合いではなく、国民の幸福量を指標として追求するという概念を掲げ、伝統的な文化や
人々の考え、自然環境に配慮した政策の発案と実現に努めています。このことは 2011 年 11 月
にブータン国王と王妃が来日された際によく報じられ、とても有名になりました。
人々の風貌が日本と似ていることや日本人の郷愁を誘うような懐かしい田園風景が見られる
ことから、ブータンという国に親しみを感じる日本人は多いようです。
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また、日本と同じような四季があり、現在は冬に当たります。山々に囲まれているため朝晩の
気温は氷点下まで下がりますが、日中、陽の差しているところは暖かく、15℃くらいあります。
この季節は外に出て日光浴をしながらお喋りをしてゆったりと過ごすのがブータン流です。
寺院や官公庁、学校そしてオフィスなど、公の機関やそれに準ずる場所では民族衣装の着用が
義務付けられており、普段から女性は「キラ」、男性は「ゴ」という衣装に身を包んでいますが、
特にキラに使われている生地やその刺繍は色鮮やかで、これまた文化政策により保護されている
ブータン建築と共に、私たちの目を楽しませてくれます。
「世界一辛い」と評されるブータン料理は、唐辛子を野菜のようにたくさん食べることが一般的
なので最初のうちは苦労しましたが、だんだんと慣れてきました。
時間に対する感覚が日本とだいぶ異なるところは難点ですが、世話好きで親しみやすく、人懐っ
こいブータンの人々は、私たちが失いかけている豊かさの本質を思い返させてくれるような気が
します。
さて、ブータンの柔道は 2010 年、ティンプー市に創設された私立学校の方が、柔道の精神を
規範とした青少年育成を行ないたいと考えたことからスタートしました。主な対象は、日本の
小学生から高校生に相当する生徒約 50 人です。放課後のクラブ活動のような形態になっていて、
9 つの異なる学校から集まってくる生徒たちと、週 4 回、1 回 1 時間半から 2 時間の練習を
行なっています(12 月中旬から 2 月中旬は冬休み期間のため、週 6 回、1 回 4 時間の練習)。
学校で体育科目を行なう環境がまだ完全に整備されておらず、それを指導することのできる
人材が不足しているブータンでは、生徒たちが体を動かしたり、様々なスポーツを経験したり
することのできる機会も限られています。そこで私は、練習メニューに器械体操や相撲、その他
ボールなどの道具を使用したアクティビティを取り入れたり、ブータンならではの自然環境
(ティンプー市は標高 2300m)を活かした山登りトレーニングを行ったりしています。
礼節を重んじる武道の精神を厳しく伝えていくことと同時に、
「楽しむための工夫」と「その中で彼らのポテンシャルを引き
出すこと」をいつも心に留めて、指導にあたっています。
現在の柔道の世界的な広まりから見ると、ブータンの柔道は
ようやく歩き始めたばかりだと言えますが、私が赴任した
2014 年 7 月以降には、国際柔道連盟やアジア柔道連盟の視察を
迎えることができました。そして今年 4 月には生徒たちにとって
初となる海外遠征(ネパール)を計画しています。
必ずしもうまくゆくことばかりではありませんが、ブータン
の柔道が日に日に成長し、新たな世界への一歩を踏み出そう
としている瞬間を、親のような気持ちで一喜一憂しながら
見守る日々は、想像していた以上に素晴らしいもので、
一日一日、ここで過ごす時間を愛おしく感じます。
残り 1 年と少しの間、日々生徒たちに向き合いながら自分
にできることを模索し、ブータンという国やそこに
「自然の中でのトレーニング」
「生徒たちと」
生きる人々、そして日本の社会に少しでも貢献することができたら、と考えています。
ブータン柔道協会 Facebook ページ https://www.facebook.com/BhutanJudoAssociation
JICA ボランティアの世界日記
http://world-diary.jica.go.jp/horiuch
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津田梅子 最初の女子留学生
<女子高等教育に捧げた人生>
津田塾大の創立者である津田梅子。
なんと7歳の時に留学したんですね。明治4年(1871 年)です。
(当然自分の意志ということでなく、父津田仙は欧米の先進思想に感銘を
受けていた、その思いと願いによる留学でした。岩倉使節団としての国か
らの派遣留学でした。 )
そして12年に及ぶ親元を離れての留学生活。
ある意味幼かったが故に自然と海外生活になじめたのかもしれませんが・・。
(同時に派遣された留学生達でも途中で体をこわしたり、挫折してしまっ
た方もいた中で。)1882 年帰国
受け入れたホームステイ先のチャールズ・ランメン夫妻の大きな愛情も梅子の人生に大きな影
響を与えたものであったようです。お子のいないランメン家であったとはいえ、異国の日本人梅
子に10年以上の長きにわたり、そんな慈しみができるなんて・・・。
帰国時には梅子は日本語がしゃべれなく苦労したという。
梅子は7歳から18歳まで最初の海外留学生活を送ったのですが、そのあと更に2度目の留学
として、ブリンマーカレッジ大に留学して生物学研究者としても論文発表などもしています。
学問を学び、研究にも邁進した人でもあったようです。とても優秀な成績をおさめていたようで
す。(当時の梅子の学業成績を示す資料も梅子記念館に残されています。)
梅子は米国女性の自立した生き方、あり方に強く共鳴したのでしょう。
帰国後は官営の女学校の教師として経済的にも社会的にもかなり立派なポジションにいたわけ
ですが、その立場を捨てて、自立した女性育成に向けた日本の女子高等教育向上一途に走り続け
て、女子英学塾創設に、その生涯をささげました。(生涯独身であったそうです)
封建的な価値観が色濃く残り、女性の活躍できる場が限られていた時代です。
女子英学塾は明治33年(1900 年)に創設されました。梅子36歳の時です。
創設に際して物心両面からの支援を留学先の米国の知識人たちから受けてもいます。
小平にある津田塾大にいい機会なので行ってみましたが、大学本館のホールはハーツホンホー
ルという名称で、創設時多大な貢献をしたハーツホンさんの名前が冠されていました。
津田梅子の目指した私学津田塾の理念は「All-round Women:広い視野をもち、社会に貢献す
る女性へ!」小平のキャンパスのグランドの脇に津田梅子の墓碑はあり、今でも女子学生たちを
見守っています。(昭和4年64歳で逝去)
「津田梅子資料室には彼女の海外での
交流の歴史など資料が展示されています」
「大学本館:ハーツホンホール」
(Taka.I)
6
ノブコ
タカハシ
ムーア
暮れの週末を利用して、息子が姪に初めて
会う為にラスベガスからやって来ました。久しぶりに会う彼を歓待する為に、長女はモンゴル
鍋用の「薄切り肉」を捜しに日本のスーパーがあるサンホゼまで車を走らせました。近くの日本
食品もある中華系のスーパーでは、シャブシャブ肉は入手出来ないのだそうです。お陰で私は、
年末の日本の賑わいに巻き込まれ、年末の雰囲気に暫し浸って来ました。長年あちらこちらで
生活すると、日本の味への哀愁とか、日本の伝統習慣への固守とかが薄れてくるの、、、、。私は
余り拘らないタイプのようです。おせち料理の買い集めに忙しい人混みを避けて、私の目に入っ
たのは日本語のローカル情報誌。当地の日本人コミュニティーを知る、格好の資料です。
日系スーパーの無いラスベガスでは、私は日本食品が
必要なときは韓国系や中華系のスーパーで入手します
が、韓国系スーパーには韓国語の情報誌が、中華系スー
パーには中国語の情報誌が複数並んでいる一方、日本語
の情報誌は日本レストランか小さな日本関係のお店に
カリフォルニアで発行された物が2~3種類回ってく
るのみです。現在のラスベガスにおける日本人の人口は
2千人程と伺いました。それに比べて、カリフォルニア
の特に南部には多くの日本企業があり、ロスアンジェル
ス周辺の日本人人口は6万人とか。シリコンバレーを
含めたベイエリアにも4万人近くの日本人がいるのでは、、。ベイエリアの何処の町にも古くから
日本人板前のいる日本料理店があり常連日本人客も多く、日本の高度成長期にこちらに赴任し、
定年後もそのまま米国生活を継続している人達が多いのかも知れません。これらの店は、最近
SUSHI の看板で目立つ日本っぽいチェーンレストランとは、趣が全く異なります。
持ち帰った日本語のローカル週間情報誌に目を通すと、ありとあらゆる職種の広告があります。
日本語で通じる医師はもとより、不動産、弁護士、会計士、着物の着付けや針灸士、幼児教育
機関もあれば老人介護施設もあり。米国にいながら、総て日本語の世界に生きていくことも可能
になります。インターネットが普及しても、やはり紙面による情報は巷に溢れているようです。
神奈川県央地区で20年余りも社会活動をボランティアしていた私は、ローカル情報誌には
当時から親しみがありましたが、米国で生活しながら日本語のローカル情報誌を見るのは少々
抵抗もあります。きっと私の家族達が米国の米語圏に根を張っていく以上、私もそちらの方に
引っ張られて行くからでしょうか。ハワイでは仕事絡みもあり日本語ラジオ放送局や情報誌の
方達と親しくしましたが、移民した日本人も代が変わるごとに日本語理解度が劣り、そこに
インターネットでの利用者が急増する時代でしたから、皆さん存続に苦労をしていました。
何処にいても、私が日本出身だと知ると日本に関する事を聞かれるので、地元の日本人コミュニ
ティーの動きは、やはり貴重なる情報源です。
それにしてもハワイでも、カリフォルニアでも、ラスベガスでも定年退職者達対象の日本語
情報が、私の想像以上に増えている事は確かなようです。
7
<研修生と河津桜お花見(予定のお知らせ)>
研修生に日本の桜を見て、お国に帰って欲しい!
研修生の日本滞在も終わりに近づいています。新松田の河津桜のお花見は2月28日(土)
を予定していますが、研修生の帰国日程と開花の見込みとで延期の場合もあり、詳細は別途
参加希望者にメールでお知らせする予定です。
日程:2月28日(土) 集合場所・時間:海老名駅小田急改札中央口10時集合
場所:松田山ハーブガーデン、瀬戸屋敷ひな人形見学 (お弁当は各自持ち寄り)
参加費:交通費自費負担
(海老名駅⇔新松田 往復740円 )
申し込み先:石黒孝夫 ebinaishiguro@yahoo.co.jp ☏090-6192-7458
「越場
實さん」
~~新入会員の声~~
いまだに小規模事業(機械工具販売)を営み古希を向えた今日です。 1964 年東京オリンピック
にグッドウイルガイドとして多少英会話に興味を抱いたものですが、それ以来縁遠いものとなり
ました。2020 年東京オリンピックにグッドウイルガイドとして再度挑戦し青春を謳歌したい。
共に従業員、孫達を国際交流を通じて感覚豊かな心を養う。青春と申しましたがこの頃、心を踊ら
されることがしばしばです。入会させて頂けたのもご縁です。大切に歩みたいと思います。
趣味は仕事とは嫌われる言葉です。苦難の中で、生死いづべき道を知りたくて仏教を志し、浄土
真宗の寺の衆徒として在籍しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
「大貫 瑠美さん」
先日初めて宮ケ瀬ダムのバーベキューに参加させて頂きました。一人での参加だった為溶け込
めるか心配でしたが、いざ行ってみると皆さんとてもフレンドリーでとても楽しかったです。
色々な国籍の方と話せてよい経験になりました。これからも色々なイベントに参加して様々な国の
方と交流してお互いの文化や情報を交換しあって見分を広めていきたいと思いますので、皆さん
これからも宜しくお願いします。
EIS 会報
「No.139 号」
3月、4月 定例会予定
3月16日(月)am10:00~
4月20日(月)am10:00 の予定です。
(場所は交流館です)
(編集委員:企画、編集、印刷、発送)
石黒、佐藤(博)石原、伊藤、車田、
鷲見、清、竹林、辻田、寺田、柳田
次回号は4月20日発行予定です。
発行:えびな国際交流の会
代表: 石黒 孝夫
住所:海老名市国分北3-29-15
:090-6192-7458
http://tiny-world.com/index3.html
~編集後記~
猿の仲間意識
イスラム国の台頭と共に、仲間であろうが意に沿わない
人間を見境なく殺す残虐性に世界中が憤っている。
昨年 12 月 19 日、インド北部の町カンプールの駅構内
でサルが電線に触れて感電し、気絶して線路上に転落。
それを見た仲間のサルがやって来て、気絶したサルをた
たいたり、頭、首筋にかみついたり、すごい勢いで揺すっ
たり、最後には水に浸けたりして 20 分以上もかかってよう
やく意識を取り戻させた。それを動画で見た人達は皆、そ
の仲間を助けようとする姿と根気強さに感動したに違いな
い。約 700 万年前、アフリカから人類は猿の仲間の変異よ
り進化してきたと言われている。
今世界中で国家間、民族間、宗教間等の無理解からい
がみ合いや殺し合いが続いている。多くの年数をかけて
本当に人類は進化しているのだろうか?猿の仲間を必死
で助けようとしている姿をみて考えさせられた。(Y.T)