インドのインターネットユーザーは2018年に最大5.5億人、人口の40%へ

報道関係者各位
2015 年 4 月 28 日
ボストン コンサルティング グループ
(本資料は 2015 年 4 月 23 日にインドで発表されたプレスリリースの抄訳です)
【参考資料】
インドのインターネットユーザーは 2018 年に最大 5.5 億人、人口の 40%へ
うち、農村部在住者が 50%、女性が 3 分の 1 超を占める~BCG 調査
メディア接触時間 3~5 時間の 35%を既にインターネット閲覧時間が占め、
インターネットユーザーの 8 割がモバイル端末を最も頻繁に利用
デリー発 2015 年 4 月 23 日―― 経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、
BCG)は、インドのインターネット利用状況に関するレポートを発表しました。
インドのインターネットユーザー数は急増。2018 年には農村部在住者が半数を占め、ユーザー層は大きく変化
インドのインターネットユーザー数は 2014 年の 1.9 億人から、2018 年には 4.0 億~5.5 億人に増加すると予測さ
れます(図表 1)。これに伴い、ユーザー層も大きく変化し、1.年齢層が上がり、2.農村部在住者が半数を占め、
3.女性が 3 分の 1 超を占めるようになると考えられます。
図表1:インドのインターネットユーザーの変化(2018年まで)
ユーザー数は
倍増し…
インターネット
ユーザー数
4.0億~5.5億人
(人口の40%)
…ユーザー層は変化
年齢層は上がり
農村部在住者が
半数を占め
女性が
3分の1超へ
25歳以上
農村部在住者
女性
54%
1.9億人
2014年
2018年
2013年
25%
29%
2018年
35%
50%
40%
2013年
2018年
出所: BCG Center for Consumer and Customer Insight (CCCI)、 BCG分析
© BCG 2015 - ALL RIGHTS RESERVED.
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2013年
2018年
メディアに接触する時間のうちインターネット閲覧時間が占める割合は既に 35%に達する。8 割のユーザーが、
インターネット接続のために最も頻繁に使うデバイスはモバイル端末であると回答
平均的なインターネットユーザーのメディア接触時間 3~5 時間のうち、インターネットコンテンツ閲覧時間の占め
る割合は 35%でした(図表 2)。インターネット接続のために最も頻繁に使うデバイスとしては、スマートフォンが
56%、従来型の携帯電話が 23%とモバイル端末が 8 割を占めます。
図表2:インドのインターネットコンテンツの利用状況
平均的なユーザーのメディア接触時間
3~5時間のうち、
インターネット閲覧は平均35%
インターネット閲覧に使用する
デバイスは8割がモバイル端末
メディア接触時間に占める
インターネットコンテンツ閲覧時間の割合
インターネット接続を最も頻繁に行う
デバイス等
モバイル端末が
8割
平均35%
30%
34%
39%
42%
56%
23%
12%
1年 1~2年 3~4年 5年
未満
以上
インターネット利用年数
8%
0%
0%
スマート従来型 デスク ノート タブ ネット
フォン 携帯 トップ PC レット カフェ
電話 PC
出所:BCG Center for Consumer and Customer Insight (CCCI)、 BCG分析
© BCG 2015 - ALL RIGHTS RESERVED.
アンケート調査方法
BCG Center for Consumer and Customer Insight(CCCI)がインドのインターネットユーザー約 6,300 人に
対しアンケート調査を実施。
調査レポート
「The Changing Connected Consumer in India」
https://www.bcgperspectives.com/content/articles/center-consumer-customer-insight-marketingchanging-connected-consumer-india/
「Digital Disruption in India’s Media Industry」
https://www.bcgperspectives.com/content/articles/center-consumer-customer-insight-marketing-digitaldisruption-indias-media-industry-seizing-opportunities/
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■ 日本における担当者
木山 聡 パートナー&マネージング・ディレクター
東京大学経済学部卒業。伊藤忠商事株式会社を経て現在に至る。
中部・関西オフィス管掌。
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■ ボストン コンサルティング グループ(BCG)について
BCG は、世界をリードする経営コンサルティングファームとして、政府・民間企業・非営利団体など、さまざまな
業種・マーケットにおいて、カスタムメードのアプローチ、企業・市場に対する深い洞察、クライアントとの緊密
な協働により、クライアントが持続的競争優位を築き、組織能力(ケイパビリティ)を高め、継続的に優れた業績
をあげられるよう支援を行っています。
1963 年米国ボストンに創設、1966 年に世界第 2 の拠点として東京に、2003 年には名古屋に中部・関西オフ
ィスを設立しました。現在世界 45 ヶ国に 81 拠点を展開しています。http://www.bcg.co.jp/
bcg.perspectives サイトでは、さまざまな業界・分野に関する BCG の知見をまとめたレポート、記事およびイン
タビュー映像などをご紹介しています。https://www.bcgperspectives.com/
■ 本件に関するお問い合わせ
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 伊原
Tel :03-5211-0600 / Fax :03-5211-0333
Mail: press.relations@bcg.com
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